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さて、ねこめの絵掲での製作過程でございます。
例によって大したことはしてません(笑)。ただちょっと面白い描き方をしているだけです。
私の絵掲でのこだわりは「工程数を少なく抑えること」と「レイヤー数を少なく抑えること」です、工程数は10000以内・レイヤー数は5〜3枚が目標です。最終的に完成する絵を見ただけでは分からない超地味なこだわり(笑)。
まあそんな訳でこの超地味なこだわりのために色々考えて今の製作過程に落ち着いた訳です。ねこめの描き方・塗り方のメリットとデメリットを挙げてみますと・・・

メリット:デッサンを取りやすい・不本意に見切れることがないので構図を取りやすい
     絶対にはみ出さない・はみ出しを全く気にする必要がない
デメリット:スキャンとか色々面倒・線画を途中保存なしで仕上げないといけない
      レイヤー操作が多くなる・薄めの線画には合わない

こんな感じでしょうか?
レイヤー操作が多くなって動画破損率が高くなってしまうのを工程数とレイヤー数を抑えることで補う訳ですよ。実際どうすれば動画破損率を抑えられるか良く分かってませんが(笑)。
そんな訳で例によって「講座」トカ大それたものではなくて「こうやって描いてるよ〜」程度にお付き合いくださいませ。

使用絵掲:しぃPainter通常版
使用掲示板スクリプト:snow materiaさんの「お絵かき掲示板Relm」自力設置
他使ったもの:鉛筆・コピー用紙・Photoshop Elements7.0・スキャナ
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まずは工程数を抑える一環として目を付けたのが下描きです。意外と下描きって迷ってるうちに工程数を喰ってしまうものなんです。それじゃあいっそ下描きを絵掲でしなきゃ良いんじゃない?ということと、ずっと気になっていたアップロードペイントを有効活用したかったんです(笑)。

アップロードペイントを利用するので下描きは普通に紙にやります。
ごく普通にいつも通りに描いて良いです。どうせ下描きの紙はそのまま使わないので紙にこだわる必要はありません。ちらしの裏だろうがルーズリーフだろうが・・・白ければ。私は大概A5サイズにカットしたコピー用紙に描いてます。絵の横に日付を入れておくと後から見たときに描いた時期が分かって良いかも?私は必ず入れます。

そんな訳で描いた下描きをスキャン後Photoshop等のソフトでちょっといじってコントラストを上げます。鉛筆で描いた線もくっきりはっきり・・・。この時点で最終的に完成する絵のサイズを決めるので絵掲で良くある「全身入れたかったのにキャンバスに入りきらなかった!」という心配は無い訳ですよ、思う存分全身画が描けます♪
絵掲で描くときは大概Q1で描いて最終的に投稿するときにQを変えます。Q1で投稿するときは最終予定のサイズそのまま、Q2のときはその2倍・・・という感じに大きさを調整します。
あとはweb用にgifかjpgで保存をしておけば下描き作業は終了〜。
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アップロードペイントを使って下描きを絵掲にアップロードします。
アップロードペイントは自分のパソコンの中にある画像をアップロードして更に上から絵掲で描き加えることも出来る機能です。ただ難点はアプロードした絵は一時保存してからもう一度再開すると綺麗さっぱり消えてしまっているということです。
かなり微妙な機能ではありますがこれを使って下描きをアップロードして別のレイヤーにその下描きをなぞって清書をすると絵掲での線画がめちゃくちゃ楽になるんですよ!
絵掲で線画も全然苦にならないぜ!ってヒトは気にならないと思いますが私はペンタブで線画を描くのが物凄く苦手でして・・・色々考えた苦肉の策でございます。
ちなみにしぃPainterの動画をアップすると普通に複数の掲示板で描きかけの絵を再開することが出来ます。

アップロードした絵はレイヤー0にありますので透明度を下げて薄くしてからレイヤー2に線画を描いていきます。最初に挙げた途中再開するとアップした絵が消えているという難点がありますので線画は途中保存なしに一回で仕上げてしまいます。
私は大概線は濃い目の茶色で描きます。A値をデフォより少し下げた0pxのペンが描きやすいかと思いますがたまにA値をMAXまで上げた水彩で描くときもあります。ちょっと主線のジャギが気になりますが・・・。水彩で主線を描く場合は主線のレイヤーを「乗算」にしておきます。

ちなみにアップロードした絵は動画の中にも残りません。つか動画に残らないから途中再開すると消えちゃってる訳ですが。
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そんな感じに線画完成〜♪使ったのはペンだけです。
念のために線画と被らない場所に線の色を保存しておきます。